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イタリア接収生地 第15ラトビア人義勇兵仕様 武装親衛隊1942年型野戦服 

元の価格は ¥67,800 でした。現在の価格は ¥62,800 です。

武装SSの義勇兵師団でも大戦後期に設立された

屈強な師団として有名な第15ラトビア人義勇兵武装SS師団。

クールラントポケットではしんがりを務め、1945年の4月でも残存兵は

怒涛のような進撃のソ連軍を食い止めました。

一部の部隊は、ソ連からの猛攻から撤退しドイツ・ベルリン東部の防衛線に参加しています。

今回製作した野戦服は、義理の祖父の残した写真からインスパイアされ、

1943年当時の師団設立時に着用されたであろう1942年型の野戦服を再現してみました。

 

■生地はイタリアから輸入したGrigioverdeのウール生地

1943年以降ドイツ軍のウール製の野戦服には新たな生地がラインナップされました。

有名なイタリアウールで今までのドイツのフェルトグラウとは異なる色合いの生地を用いて

生産されています。ご存知のように陸軍、武装SSで幅広く使われており、

特にM42,43,44と陸軍、武装SSでは生産されています。

今回もそれにならい、一番大好きな武装SSの野戦服であるM42型を再現しております。

生地は直接イタリアの生地メーカーから直接取り寄せたGrigioVerde(グリーングレ)を使用。

実物はチクチクする粗い織のウール生地ですが、今回輸入した生地は非常になめらかで

通常当工房で使用するドイツ製生地よりも薄めの生地です。ただ色合いは抜群に

当時の色合いをうまく再現した生地で今回の野戦服の雰囲気を作り出すのにばっちりな生地です。

■武装SSで大量生産された野戦服

大量生産された野戦服ではM42野戦服が群を抜いて生産されたものだと考えられております。

その典型的な生産がたでダッハウ型を再現してみました。

ラーフェンスブルクやベルゲン=ベルゼンなど複数のタイプがあるのですが

未だ研究中ですので、比較的資料の揃うモデルを調べ上げ、かつてコレクターさんの許可を得た

撮影資料、当工房の実物参考被服を基に再現。

着丈の短い仕上げとしてこの服の前のモデルM41野戦服の流れを踏襲しております。

武装SSでもとりわけ特徴的な細めの袖と、肘下が緩やかな角度の袖を再現。割り袖のステッチも陸軍とは異なる角度で割り袖の内装を変更しています。

陸軍型よりも小さくまとまった胸ポケット、腰ポケット、それらのフラップも再現しています。

襟はM41SS野戦服とは異なり、角が丸くなり一回り小さくなったM42仕様の襟となっております。

またレプリカの多くにある胸ポケット脇横のダーツも当然ありません。

※ダーツを抜いたレプリカ服ではダーツの余分な余りがあり、脇下に皺が寄る謎の現象が起こりますが、それはこの服では起こらないよう裁断を変えています。

内装は、M42以降の特徴である前合わせ一枚の内装を再現。しっかりと裾まで伸びる内装を再現。

ベルトフック用のタブも多くのレプリカにあるようなハトメ【6個穴】ではなく【4個穴】で再現。

こちらのハトメは手元に専用ミシンがないため手縫いで製作しています。

裏地は当時では一般的であるはずのレーヨン/ビスコースのヘリンボーン生地が用いられていますが、

実物のバリエーションでもあるレーヨンの光沢あるグレー生地を用いています。

スタンプはBW-SS(親衛隊被服認証印)を押していますが、サイズスタンプも胸囲94、着丈65、袖丈64、首42、背丈43と当時のサイズを押しております。

ただこの服は、細目で肩幅がある仕様で仕立てており、若干通常サイズに比べ肩幅が両肩1.5㎝大きく仕上げております。

そのため肩が大きく見える仕様となっております。

但しアームホールはきつめでウエストを少しだけ絞っております。

実測採寸は細めの胸囲94㎝、肩幅49㎝、袖丈63㎝、ウエスト88㎝で身長が170㎝-175㎝だと完璧に着れるかと思います。

今回のアイテムには、縫製中の事故で、右側の前側にあるダーツに敗れが出てしまい、補修跡があるので通常販売する価格よりも少し値下げさせていただいております。ただ、野戦装備を着用すれば、目立たないのですが、傷物ということで値下げいたします。

徽章類について

かなり昔にエリカクラブ時代に購入したBevoの襟章を別の野戦服からはがして持っていたものを取り出し付け直ししております。

アドラーは僕がひいきにしているイタリア製の複製品で、今あるレプリカのAdlerの翼が足りないというとか何とかもない、良くできた細身のAdlerを使用しています。

右そでのラトビア国家識別シールドは、精密複製で有名なシュミット工房のものを当時の製法にならジグザグミシンで仕上げています。初期の参加メンバーの義勇兵は通常陸軍にならい、右そでに国家識別シールドをつけていたようです。

ボタンは今回はAt the Front社のレプリカ品があったので、ライトタンカラ―の仕上げです。袖の15㎜樹脂ボタン、襟フックはすべて実物を使用しております。

生地だけでこれだけ印象が変わる野戦服も武装SSならではの屈強な戦士のイメージをぐんと引き立ててくれてます。

当時の写真でも暗めの野戦服を着ていれば高確率でイタリア接収生地仕立ての野戦服で、

僕のイメージする強い武装SSの野戦服です。

思い入れの強い服である以上、これまで6回仕上げてきたものの一つでイタリア生地は唯一の存在です。

ぜひこの機会にぜひ手に入れてください。

 

 

在庫1個

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